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令和7年度第1回 工事担任者 総合通信「基礎」過去問と解説

工事担任者試験(総合通信)令和7年度第1回の「電気通信技術の基礎」全22問を、問題文・選択肢・正解と、根拠や計算過程まで書いた解説つきでまとめました。各問の「正解と解説を見る」を開くと答えを確認できます。

目次:第1問 電気回路・電磁気第2問 電子回路第3問 論理回路第4問 伝送理論第5問 伝送技術解答一覧

第1問

第1問(ア)直流回路(はしご形回路)
図1に示す回路において、端子a-b間に(ア)ボルトの直流電圧を加えると、端子c-d間には、1ボルトの電圧が現れる。
令和7年度第1回 基礎 第1問(ア) 問題図
問題図(出典:日本データ通信協会)
  1. ①2
  2. ②4
  3. ③8
  4. ④12
  5. ⑤16
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正解:④ 12

はしご形回路は、出力側(c-d)から電圧と電流を順にさかのぼると簡単に解けます。

  • c-d間の1Ωに1V → 電流1A。直列の1Ωで1V下がるので、その手前の点は2V
  • そこにつながる縦の2Ωには 2÷2=1A。合計2Aが次の1Ωを流れ、2V下がるので、その手前は4V
  • 縦の2Ωに 4÷2=2A。合計4Aが左端の2Ωを流れ、8V下がるので、a-b間は 4+8=12V

a-b直結の縦の2Ωは電源に並列なので、電圧には影響しません。

第1問(イ)交流回路(RC並列)
図2に示す回路において、端子a-b間の回路に流れる全交流電流Iが15アンペアであるとき、抵抗Rに流れる電流IRは、(イ)アンペアである。
令和7年度第1回 基礎 第1問(イ) 問題図
問題図(出典:日本データ通信協会)
  1. ①4
  2. ②6
  3. ③9
  4. ④10
  5. ⑤12
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正解:③ 9

電圧をVとすると、IR=V/4、IC=V/3 で、両者は90°ずれています。

I=√(IR²+IC²)=V×√(1/16+1/9)=V×5/12。これが15Aなので V=36V。

IR=36÷4=9A(ICは12Aで、9²+12²=15² となり確認できます)。

第1問(ウ)電磁気(静電遮蔽)
帯電体Aの周囲を中空導体Bで覆い、Bを接地すると、Bの外部はAの電荷の影響を受けない。これは、一般に、(ウ)効果といわれる。
  1. ①電気分極
  2. ②静電誘導
  3. ③静電遮蔽
  4. ④電磁誘導
  5. ⑤電磁遮蔽
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正解:③ 静電遮蔽

接地した導体で囲むと内側の電荷の影響が外に出なくなる、静電遮蔽です。令和5年度第1回とまったく同じ問題文です。

第1問(エ)電荷と電流
電線にAアンペアの電流がT時間流れたとき、この電線の断面を通過した電荷の量(総量)は、(エ)クーロンである。
  1. ①AT/1000
  2. ②AT
  3. ③3.6AT
  4. ④60AT
  5. ⑤3600AT
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正解:⑤ 3600AT

電荷=電流×時間(秒)で、Q=I×t〔C〕です。

T「時間」を秒に直すと 3600T 秒なので、Q=A×3600T=3600ATクーロンです。単位の換算を見落とさないようにしましょう。

第2問

第2問(ア)半導体(ドナー・アクセプタ)
半導体について述べた次の二つの記述は、(ア)。

A 不純物半導体において、正孔を生ずる不純物はドナーといわれ、自由電子を生ずる不純物はアクセプタといわれる。

B 4価のシリコン(Si)の真性半導体に、インジウム(In)などの3価の元素を微量に加えることにより、生成される自由電子が電気伝導の主たる担い手となる不純物半導体はn形半導体といわれる。

  1. ①Aのみ正しい
  2. ②Bのみ正しい
  3. ③AもBも正しい
  4. ④AもBも正しくない
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正解:④ AもBも正しくない

A:逆です。自由電子を生ずる不純物(5価)がドナー、正孔を生ずる不純物(3価)がアクセプタです。誤り。

B:3価の元素を加えると正孔が多数キャリアのp形半導体になります。誤り。

第2問(イ)トランジスタ(バイアス計算)
図に示すトランジスタ回路において、VCCが10ボルト、RBが930キロオーム、RCが(イ)キロオームのとき、コレクタ-エミッタ間の電圧VCEは、6ボルトである。ただし、直流電流増幅率hFEを50、ベース-エミッタ間のバイアス電圧VBEを0.7ボルトとする。
令和7年度第1回 基礎 第2問(イ) 問題図
問題図(出典:日本データ通信協会)
  1. ①4
  2. ②6
  3. ③8
  4. ④10
  5. ⑤12
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正解:③ 8

ベース電流は IB=(10-0.7)÷930kΩ=10μA。

コレクタ電流は IC=50×10μA=0.5mA。

RCでの電圧降下は 10-6=4V なので、RC=4V÷0.5mA=8kΩ です。

第2問(ウ)回路素子(可変容量ダイオード・バリスタ)
回路素子について述べた次の二つの記述は、(ウ)。

A 可変容量ダイオードは、逆方向電圧の大きさにより、静電容量が変化する特性を持つ素子であり、周波数変調回路などに用いられる。

B バリスタは、印加電圧がある値を超えると、その抵抗値が急激に上昇して電流が減少する非直線性の特性を持つ素子であり、電話機の衝撃性雑音の吸収回路などに用いられる。

  1. ①Aのみ正しい
  2. ②Bのみ正しい
  3. ③AもBも正しい
  4. ④AもBも正しくない
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正解:① Aのみ正しい

A:可変容量ダイオードの説明として正しい。

B:逆です。バリスタは電圧がある値を超えると抵抗値が急激に低下して電流が増加します。これにより過電圧を吸収します。誤り。

第2問(エ)トランジスタ(バイアス回路)
トランジスタによる増幅回路を構成する場合のバイアス回路は、トランジスタの(エ)の設定を行うのに必要な直流電流を供給するために用いられる。
  1. ①発振周波数
  2. ②遮断周波数
  3. ③動作点
  4. ④飽和点
  5. ⑤降伏電圧
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正解:③ 動作点

バイアス回路は、信号がないときのベース電流・コレクタ電流などを決め、トランジスタの動作点を設定します。動作点が適切でないと、出力波形がひずみます。

第2問(オ)トランジスタ(静特性)
トランジスタの静特性のうち、エミッタ接地方式においてベース電流IBを一定に保ったときのコレクタ電流ICとコレクタ-エミッタ間の電圧VCEとの関係を示したものは、VCE-IC特性又は(オ)特性といわれる。
  1. ①電圧帰還
  2. ②電流伝達
  3. ③増幅
  4. ④入力
  5. ⑤出力
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正解:⑤ 出力

出力側の電圧VCEと電流ICの関係なので出力特性です。

  • 入力特性:VBE-IB
  • 電流伝達特性:IB-IC
  • 電圧帰還特性:VCE-VBE

第3問

第3問(ア)論理回路(ベン図・論理和)
図1、図2及び図3に示すベン図において、A、B及びCが、それぞれの円の内部を表すとき、図1、図2及び図3の斜線部分を示すそれぞれの論理式の論理和は、(ア)と表すことができる。
令和7年度第1回 基礎 第3問(ア) 問題図
問題図(出典:日本データ通信協会)
  1. ①A+B+C+A・B
  2. ②A・B・C+A・B
  3. ③(A+B+C)・A+B
  4. ④(A+B+C)・A・B
  5. ⑤A・B・C+A+B
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正解:④ (A+B+C)・A・B

論理和は「3つの図のどれか1つでも斜線になっている部分」です。3つの図を重ねると、円の内部のうちAとBが重なる部分(A・B)だけがどの図でも斜線になっていません。

「円のどこか(A+B+C)」で、かつ「A・Bではない」領域なので、(A+B+C)・A・B です。

論理積の問題とは逆に、「どの図にも斜線がない領域」を探すと速く解けます。

第3問(イ)16進数の加算
表に示す16進数のX1〜X3を用いて、計算式(加算)X0=X1+X2+X3からX0を求め、これを16進数で表すと、(イ)になる。
X1B6E
X2F9D
X3AC3
  1. ①14BE
  2. ②15CE
  3. ③18D0
  4. ④25CE
  5. ⑤2900
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正解:④ 25CE

16進数のまま、下の桁から筆算します(A=10、B=11、…、F=15)。

  • 1桁目:E+D+3=14+13+3=30 → 30=16+14 なので「E」、1繰り上がり
  • 2桁目:6+9+C+1=6+9+12+1=28 → 28=16+12 なので「C」、1繰り上がり
  • 3桁目:B+F+A+1=11+15+10+1=37 → 37=32+5 なので「5」、2繰り上がり

よって X0=25CE です。

第3問(ウ)論理回路(フリップフロップ)
図4に示す論理回路は、NANDゲートによるフリップフロップ回路である。入力a及びbに図5に示す入力がある場合、図4の出力dは、図5の出力のうち(ウ)である。
令和7年度第1回 基礎 第3問(ウ) 問題図
問題図(出典:日本データ通信協会)
  1. ①d1
  2. ②d2
  3. ③d3
  4. ④d4
  5. ⑤d5
  6. ⑥d6
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正解:③ d3

上側のNANDには a・b(=a+b)が、下側のNANDには a+b が入ります。2つの入力は常に逆の値なので、状態は保持されません。

  • a+b=0(a=b=0)のとき:下側NANDの入力に0が入るので d=1
  • a+b=1のとき:上側NANDの入力に0が入り c=1、下側NANDは両入力1で d=0

つまり d=a+b で、a・bとも0の区間だけ1になります。区間ごとに求めると 1,0,0,0,1,0,0,0 で、これと一致するのはd3です。

第3問(エ)ブール代数
次の論理関数Xは、ブール代数の公式等を利用して変形し、簡単にすると、(エ)になる。
X=(A+B)・(A+C)・(A+B)・(A+C)
  1. ①0
  2. ②1
  3. ③A・C+B
  4. ④B+C
  5. ⑤A・C+A・C
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正解:① 0

分配法則で (A+B)(A+C)=A+B・C、(A+B)(A+C)=A+B・C と整理できます。

X=A+B・C・A+B・C=(A・B・C)・(A・B・C)(ド・モルガン)

この中に A・A=0 が含まれるので、X=0 です。

第4問

第4問(ア)伝送理論(伝送損失の計算)
図1において、電気通信回線への入力電圧が200ミリボルト、その伝送損失が1キロメートル当たり(ア)デシベル、減衰器の減衰量が12デシベルのとき、電圧計の読みは、1.5ミリボルトである。ただし、変成器は理想的なものとし、電気通信回線及び減衰器の入出力インピーダンスは等しく、各部は整合しているものとする。
令和7年度第1回 基礎 第4問(ア) 問題図
問題図(出典:日本データ通信協会)
  1. ①0.8
  2. ②1.0
  3. ③1.2
  4. ④1.4
  5. ⑤1.6
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正解:④ 1.4

変成器の巻線比が4:3なので電圧は3/4倍になります。電圧計が1.5mVなら、変成器の入力側は 1.5×4÷3=2.0mV。

入力200mVから2.0mVまでは1/100倍、つまり-40dBです。

回線20kmの損失を x dB/km とすると、-20x-12=-40 より x=1.4dB/km。

第4問(イ)伝送理論(相対レベル)
伝送系のある箇所における信号電力と基準点における信号電力との比をデシベル表示した値は、その箇所の(イ)といわれ、一般に、単位は〔dBr〕で表される。
  1. ①絶対レベル
  2. ②相対レベル
  3. ③平衡度
  4. ④SN比
  5. ⑤CN比
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正解:② 相対レベル

基準点との比を表すのが相対レベル〔dBr〕です。

1mWとの比を表すのは絶対レベル〔dBm〕で、こちらは有線電気通信設備令でも定義されています。

第4問(ウ)伝送理論(漏話)
平衡対ケーブルの漏話について述べた次の二つの記述は、(ウ)。

A 漏話減衰量Xデシベルは、誘導回線の信号電力をPsミリワット、被誘導回線の漏話による電力をPxミリワットとすると、次式で表される。

X=10 log10(Ps/Px)

B 誘導回線の信号が被誘導回線に現れる漏話のうち、誘導回線の信号の伝送方向を正の方向とし、その反対方向を負の方向とすると、正の方向に現れるものは近端漏話といわれる。

  1. ①Aのみ正しい
  2. ②Bのみ正しい
  3. ③AもBも正しい
  4. ④AもBも正しくない
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正解:① Aのみ正しい

A:漏話減衰量の式として正しい。値が大きいほど漏話が小さい(よい)ことを表します。

B:信号と同じ正の方向(遠い側)に現れるのは遠端漏話、逆方向(送信側)に現れるのが近端漏話です。誤り。

第4問(エ)伝送理論(電流反射係数)
図2に示すように、特性インピーダンスがそれぞれ550オームと450オームの通信線路を接続して信号を伝送すると、その接続点における電流反射係数は、(エ)である。
令和7年度第1回 基礎 第4問(エ) 問題図
問題図(出典:日本データ通信協会)
  1. ①-0.5
  2. ②-0.2
  3. ③-0.1
  4. ④0.1
  5. ⑤0.2
  6. ⑥0.5
正解と解説を見る
正解:④ 0.1

電流反射係数は、送端側をZ1、受端側をZ2として (Z1-Z2)÷(Z1+Z2) です。

伝送方向は550Ω→450Ωなので、(550-450)÷(550+450)=100÷1000=0.1。

電圧反射係数は符号が逆の (Z2-Z1)÷(Z1+Z2)=-0.1 です。令和5年度第1回は電圧反射係数を問う問題でした。

第5問

第5問(ア)デジタル変調方式
デジタル変調方式について述べた次の記述のうち、正しいものは、(ア)である。
  1. ①QAMは、サブキャリアが直交する二つの搬送波がそれぞれPSK変調された多値変調方式である。
  2. ②FSKは、送信するデジタル信号に応じて周波数が一定の搬送波の位相を変化させて変調する方式である。
  3. ③8PSKは、1シンボル当たり3ビットの情報を伝送できる多値変調方式である。
  4. ④ASKにおいて、デジタル信号の1と0に応じて搬送波を断続させる2値ASKは、両側波帯変調といわれる。
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正解:③ 8PSKは、1シンボル当たり3ビットの情報を伝送できる多値変調方式である。

8PSKは8つの位相を使うので、1シンボルで log28=3ビットを送れます。③が正しい。

  • ①:QAMは、直交する2つの搬送波をそれぞれASK(振幅)変調して合成する方式
  • ②:位相を変化させるのはPSK。FSKは周波数を変化させる
  • ④:搬送波を断続させる2値ASKはOOK(オンオフキーイング)といわれる
第5問(イ)波長分割多重(CWDM)
光ファイバを用いて波長の異なる複数の光信号を1本の光ファイバで伝送する方式のうち、多重する波長が数波長から十数波長程度に限定されている方式は、(イ)といわれる。
  1. ①CWDM
  2. ②DWDM
  3. ③TDM
  4. ④TCM
  5. ⑤FDM
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正解:① CWDM

波長の間隔を広くとり(約20nm)、多重数を数〜十数波長に抑えた低コストな方式がCWDM(Coarse WDM)です。

波長間隔を狭くして数十〜百波長以上を多重するのがDWDM(Dense WDM)です。

第5問(ウ)デジタル伝送の雑音
デジタル伝送方式における雑音について述べた次の二つの記述は、(ウ)。

A PCM伝送に特有の雑音には、量子化雑音、ランダム雑音、熱雑音などがある。

B アナログ信号をデジタル化して伝送する方式では、アナログ信号の連続量を離散的な値に変換するときの誤差により生ずる雑音は避けられない。

  1. ①Aのみ正しい
  2. ②Bのみ正しい
  3. ③AもBも正しい
  4. ④AもBも正しくない
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正解:② Bのみ正しい

A:PCM伝送に特有なのは量子化雑音などです。ランダム雑音や熱雑音はアナログ伝送でも生じる一般的な雑音なので誤り。

B:連続量を離散的な値に丸めるときの誤差(量子化雑音)は避けられません。正しい。

第5問(エ)誤り訂正(FEC)
デジタル通信における誤り訂正方式のうち、送信側に問い合わせることなく、誤り訂正を受信側が単独で行える方式は、一般に、(エ)又は前方誤り訂正といわれる。
  1. ①ARQ
  2. ②BCD
  3. ③CRC
  4. ④FCS
  5. ⑤FEC
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正解:⑤ FEC

受信側だけで誤りを訂正するのがFEC(Forward Error Correction、前方誤り訂正)です。

ARQは誤りを検出したら再送を要求する方式、CRC・FCSは誤り検出の方式です。

第5問(オ)光変調(チャーピング)
光ファイバ通信において、半導体レーザの駆動電流を変化させて直接変調する場合、一般に、数ギガヘルツ以上の高速で変調を行うと光の波長が変動する(オ)といわれる現象が生ずる。
  1. ①ドップラー効果
  2. ②波長グリッド
  3. ③回折
  4. ④波長チャーピング
  5. ⑤ポッケルス効果
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正解:④ 波長チャーピング

直接変調で駆動電流を高速に変えると、レーザの発振波長が揺らぎます。これが波長チャーピングです。波長分散と組み合わさると波形が劣化するため、高速・長距離では外部変調方式が使われます。

解答一覧

問題分野正解
第1問(ア)直流回路(はしご形回路)④
第1問(イ)交流回路(RC並列)③
第1問(ウ)電磁気(静電遮蔽)③
第1問(エ)電荷と電流⑤
第2問(ア)半導体(ドナー・アクセプタ)④
第2問(イ)トランジスタ(バイアス計算)③
第2問(ウ)回路素子(可変容量ダイオード・バリスタ)①
第2問(エ)トランジスタ(バイアス回路)③
第2問(オ)トランジスタ(静特性)⑤
第3問(ア)論理回路(ベン図・論理和)④
第3問(イ)16進数の加算④
第3問(ウ)論理回路(フリップフロップ)③
第3問(エ)ブール代数①
第4問(ア)伝送理論(伝送損失の計算)④
第4問(イ)伝送理論(相対レベル)②
第4問(ウ)伝送理論(漏話)①
第4問(エ)伝送理論(電流反射係数)④
第5問(ア)デジタル変調方式③
第5問(イ)波長分割多重(CWDM)①
第5問(ウ)デジタル伝送の雑音②
第5問(エ)誤り訂正(FEC)⑤
第5問(オ)光変調(チャーピング)④
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出典:一般財団法人日本データ通信協会 工事担任者試験問題(令和7年度第1回)。解説は当サイトが独自に作成したものです。誤りにお気づきの場合はご意見フォームからお知らせください。