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合格戦略ガイド

工事担任者 総合通信
最短合格のための勉強法

令和3年〜令和8年の過去問データを科目別・テーマ別に分析。
毎年出るテーマだけに絞った、最も効率的な学習戦略をご紹介します。

3
受験科目数
60点
各科目の合格ライン
97
1回の試験問題数(全科目)

試験の基本情報

科目内容問題数合格点
基礎電気通信技術の基礎(電気回路・電子回路・論理回路・伝送理論)25問60点以上
技術端末設備の接続技術(IP・アナログ・デジタル端末・セキュリティ)40問60点以上
法規端末設備接続に関する法規(電気通信事業法・端末設備等規則など)32問60点以上

※3科目すべてで60点以上が必要。科目合格制度あり(合格科目は次回以降免除)。

最短合格への4ステップ

📌 最重要ポイント

総合通信は3科目の中で技術科目の問題数が最多(40問)で、かつIP・デジタル・アナログすべての知識が問われます。「全部まんべんなく」ではなく、科目ごとに頻出テーマを絞って攻略することが合格の鍵です。

1

基礎科目を早期に固める

基礎科目は計算問題が中心で、一度パターンをつかめば安定して得点できます。電気回路・電子回路・論理回路・伝送理論の4テーマを最初に仕上げましょう。

2

技術科目はIPネットワーク系を最優先に

総合通信の技術科目はIP電話・VoIP・LANが最頻出です。アナログ電話機やFAXも出ますが、まずIPネットワーク関連を固めることで大きく得点できます。

3

法規科目は「端末設備等規則」と「電気通信事業法」に集中

この2法令だけで出題の半分以上を占めます。条文の数値(−8dBm・70dBなど)と定義の違いを覚えることが最優先です。

4

過去問を年度別に解いて仕上げる

当サイトの過去問演習機能を使い、直近3〜5年分を繰り返し解きます。同じテーマが言い回しを変えて出るので、パターンが身につきます。

科目別 攻略ポイント

📐 基礎科目(25問)

計算を制すれば制覇

この4テーマで全体の大半を占める:

  • 電気回路(RLC・インピーダンス)★★★★★
  • 電子回路(トランジスタ・オペアンプ)★★★★★
  • 論理回路(FF・カウンタ)★★★★★
  • 伝送理論(デシベル・SN比)★★★★★
  • 伝送技術(変調・符号化)★★★★☆
  • 光ファイバ・伝送路 ★★★☆☆

💡 計算パターンは7種類だけ!公式を覚えれば確実に得点

🌐 技術科目(40問・最大)

IPネットワーク系が最重要

頻出テーマ:

  • IP電話・VoIP ★★★★★
  • LANの構成・プロトコル ★★★★★
  • アナログ電話機・PSTN ★★★★☆
  • DSL・ブロードバンド ★★★★☆
  • セキュリティ(暗号化・認証)★★★★☆
  • ISDN・デジタル端末 ★★★☆☆
  • トラヒック理論 ★★★☆☆

⚡ IP電話とLANだけで技術科目の3〜4割を占める

⚖️ 法規科目(32問)

3法令に絞って確実に

この3法令で出題の約8割:

  • 端末設備等規則 ★★★★★
  • 電気通信事業法 ★★★★★
  • 工事担任者規則 ★★★★☆
  • 有線電気通信法 ★★★☆☆
  • 不正アクセス禁止法 ★★★☆☆
  • 個人情報保護法 ★★★☆☆

✅ 数値(−8dBm・70dB・1MΩ)を確実に覚える

科目別 頻出テーマ一覧

基礎科目

テーマ頻度出題形式
電気回路(RLC・インピーダンス・共振)★★★★★計算
電子回路(トランジスタ・オペアンプ)★★★★★計算
論理回路(FF・カウンタ・論理演算)★★★★★理論
伝送理論(デシベル・SN比・レベル計算)★★★★★計算
伝送技術(変調方式・符号化)★★★★☆語句
光ファイバ(伝送損失・分散)★★★☆☆語句
電磁波・アンテナ★★☆☆☆語句

技術科目

テーマ頻度
IP電話・SIP・VoIP(品質・コーデック・遅延)★★★★★
LANの構成(Ethernet・スイッチ・VLAN)★★★★★
アナログ電話機(DTMF・ハウラー・極性反転)★★★★☆
DSL・ブロードバンド(ADSL・FTTH・光アクセス)★★★★☆
セキュリティ(暗号化・ファイアウォール・認証)★★★★☆
FAX(G3・T.30プロトコル)★★★☆☆
ISDN(BチャネルとDチャネル・INS64)★★★☆☆
トラヒック理論(アーラン・即時式・待時式)★★★☆☆
PBX・IP-PBX★★★☆☆
無線LAN(IEEE 802.11)★★★☆☆

法規科目

法令・テーマ頻度
端末設備等規則(電気的条件・絶縁・漏話)★★★★★
電気通信事業法(定義・技術基準・届出)★★★★★
工事担任者規則(資格区分・工事範囲・監督)★★★★☆
有線電気通信法(届出義務・立入検査)★★★☆☆
不正アクセス禁止法(定義・禁止行為)★★★☆☆
個人情報保護法(定義・義務・改正点)★★★☆☆

試験に出る頻出公式まとめ

基礎科目:計算公式

RLC直列共振周波数:f₀ = 1 / (2π√(LC))
トランジスタ電圧利得:|Av| = gm × Rc (gm = Ic / VT, VT ≒ 26mV)
反転増幅器の利得:Av = −Rf / Rin
非反転増幅器の利得:Av = 1 + Rf / Rin
電圧比のdB:20 log₁₀(V₂ / V₁)
電力比のdB:10 log₁₀(P₂ / P₁)

暗記値:2倍=3dB、10倍=10dB(電力基準)

技術科目:IP電話の品質指標

指標内容目安
遅延(レイテンシ)音声パケットが届くまでの時間150ms以下が推奨
ジッタ遅延の揺らぎ小さいほど良い
パケットロス率届かないパケットの割合1%以下が推奨
MOS値音声品質の主観評価(1〜5)4以上が高品質

技術科目:コーデックの比較

コーデックビットレート特徴
G.71164kbps非圧縮・高音質・広帯域が必要
G.7298kbps圧縮・低帯域でOK・音質はやや落ちる

法規科目:必ず覚える数値

項目数値
端末設備の入力電圧レベル(最大)−8dBm
通話帯域300Hz〜3400Hz
漏話減衰量70dB以上
絶縁抵抗1MΩ以上

直近トレンド:令和5〜8年の傾向変化

📈
セキュリティ関連(技術・法規ともに増加) 技術科目では「暗号化方式(共通鍵・公開鍵)」「ファイアウォール・IDS/IPS」「多要素認証」が増加。法規では不正アクセス禁止法・個人情報保護法の令和3年改正(漏えい報告義務)が頻出化。
📈
クラウド・無線LAN関連(技術科目) クラウドサービスの活用、IEEE 802.11規格(Wi-Fi 6含む)、無線LANのセキュリティ(WPA3など)についての出題が増加傾向。
📉
ISDN詳細仕様(減少傾向) 2024年1月にNTTのISDNサービスが終了。BチャネルとDチャネルの詳細仕様は出題が減少。ただし「ISDNとは何か」程度の基礎は確認しておく。
📉
アナログモデム詳細仕様(減少) V.34・V.90などの最大速度数値は出題が減少。ADSLの仕組みや光アクセス(FTTH)との比較は引き続き出題あり。

60点を確実に取る「逆算合格戦略」

💡 考え方

技術科目は40問ありますが、「IP電話・LANの構成・セキュリティ」の3テーマを押さえるだけで約40〜50%の問題をカバーできます。合格点は60点。全部勉強するより、頻出テーマを深く仕上げる戦略が正解です。

基礎科目の逆算

電気回路・電子回路・論理回路・伝送理論の4テーマで全体の大半を占める。計算パターンを7種類マスターすれば合格ライン到達。

技術科目の逆算

IP電話・LANの構成・セキュリティの3テーマが最優先。アナログ電話機とDSLを加えれば合格点60点はクリアできる。

法規科目の逆算

端末設備等規則と電気通信事業法の2法令で半分以上。工事担任者規則を加えた3法令で確実に合格点超え。

試験直前チェックリスト(5分で済む)

  • 【基礎】RLC共振周波数の公式:f₀ = 1/(2π√(LC)) を確認した
  • 【基礎】デシベル:2倍=3dB、10倍=10dB(電力)を確認した
  • 【基礎】トランジスタ熱電圧 VT ≒ 26mV を確認した
  • 【技術】IP電話の品質指標:遅延150ms以下・MOS値4以上を確認した
  • 【技術】G.711(64kbps・高品質)とG.729(8kbps・省帯域)の違いを確認した
  • 【技術】SIPの基本動作(INVITE・200 OK・ACK・BYE)を確認した
  • 【法規】「端末設備」と「自営電気通信設備」の定義の違いを確認した
  • 【法規】−8dBm・漏話減衰量70dB以上・絶縁抵抗1MΩ以上を確認した

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