
- ①10
- ②12
- ③14
- ④16
- ⑤18
正解と解説を見る
3つの枝(3Ωと18V、4Ωと12V、6Ωと9V)がa-b間に並列につながっています。ミルマンの定理で、
V=(18/3+12/4+9/6)÷(1/3+1/4+1/6)=(6+3+1.5)÷0.75=10.5÷0.75=14V
「各枝の起電力÷抵抗の和」を「各枝の1÷抵抗の和」で割る、と覚えておくと、電源が複数ある並列回路はすぐ解けます。
工事担任者試験(総合通信)令和6年度第2回の「電気通信技術の基礎」全22問を、問題文・選択肢・正解と、根拠や計算過程まで書いた解説つきでまとめました。各問の「正解と解説を見る」を開くと答えを確認できます。

3つの枝(3Ωと18V、4Ωと12V、6Ωと9V)がa-b間に並列につながっています。ミルマンの定理で、
V=(18/3+12/4+9/6)÷(1/3+1/4+1/6)=(6+3+1.5)÷0.75=10.5÷0.75=14V
「各枝の起電力÷抵抗の和」を「各枝の1÷抵抗の和」で割る、と覚えておくと、電源が複数ある並列回路はすぐ解けます。

各素子の電流は、IC=90÷90=1A、IL=90÷18=5A、IR=90÷30=3A です。
LとCの電流は逆向きなので差をとり 5-1=4A。全電流は √(3²+4²)=5A。
皮相電力は S=V×I=90×5=450VA です。
自己誘導起電力は e=L×ΔI/Δt で、自己インダクタンスと電流変化率の積です。令和8年度第1回とほぼ同じ問題です。
絶縁体(誘電体)の中では電荷は自由に動けませんが、原子・分子の中で電荷の偏りが生じ、表面に電荷が現れます。これが誘電分極です。
導体の場合は自由電子が移動して同じような現象が起き、これは静電誘導といいます。
4価のシリコンに5価の不純物(リン・ヒ素・アンチモン)を加えると電子が1個余り、n形半導体になります。令和5年度第1回と同じ問題です。

この回路はRBがコレクタとベースの間につながる「コレクタ帰還バイアス」です。RCにはICとIBの両方が流れる点に注意します。
IBを無視すると VCE=6V となり、268kΩ(④)を選んでしまうので注意しましょう。
コンデンサは直流を通さず交流を通すので、結合コンデンサを通すとバイアス(直流)を切り離して信号の交流分だけを取り出せます。
A 接合型電界効果トランジスタは、ゲート電極に加える電圧を変化させることにより空乏層の厚さを変化させ、ドレイン-ソース間を流れる電流を制御する半導体素子である。
B MOS型電界効果トランジスタには、ゲート電圧を加えなくてもチャネルが形成されるエンハンスメント型と、ゲート電圧を加えなければチャネルが形成されないデプレション型がある。
A:接合型FETの動作の説明として正しい。
B:逆です。ゲート電圧を加えなくてもチャネルがあるのがデプレション型、加えないとチャネルができないのがエンハンスメント型です。誤り。
エンハンス(強める)=電圧を加えて初めてチャネルができる、と覚えると区別しやすいです。
コレクタ接地(エミッタホロワ)は、電圧増幅度は約1ですが、入力インピーダンスが高く出力インピーダンスが低いので、インピーダンス変換回路(バッファ)として使われます。

式を2つの項に分けて考えます。
つまり「中央(A・B・C)を除いたAの円」と「Aの外のBとCの重なり」が斜線で、Bだけ・Cだけの部分と中央は白い図を探します。これに当てはまるのは図4です。
| X1 | 11101 |
| X2 | 1011 |
10進数に直すと X1=11101=29、X2=1011=11 です。
X0=29×11=319。319=256+3×16+15 なので、16進数では 13F です(15=F)。

上側のNORには a と b の排他的論理和(XOR)が、下側のNORには a と b のXOR(=a・bのXORの否定)が入ります。2つの入力は常に逆なので、状態は保持されません。
つまり d は a と b のXORです。区間ごとに求めると 0,1,1,0,0,1,1,0 で、これと一致するのはd4です。
かっこの中の各項は、すべて A か B を含みます。A・B を掛けると A・A=0、B・B=0 となり、第3項はまるごと0になります。
残るのは X=A・B+A・B(AとBの排他的論理和)で、⑤です。

回線25kmの損失は 0.8×25=20dB。増幅器で30dB上げるので、全体は+10dB(10倍)です。変成器から出る電力は 24×10=240mW。
2次側にはR1とR2(各600Ω)が並列に接続されているので、電力は半分ずつに分かれ、R1で消費するのは120mWです。
令和7年度第2回には、R1の電力から線路長を求める逆向きの問題が出ています。
音声周波での特性インピーダンスは Z≒√(R/2πfC) なので、周波数と静電容量の平方根に反比例し、導体抵抗の平方根に比例します。令和8年度第1回とも共通の問題です。

SN比〔dB〕=信号レベル〔dBm〕-雑音レベル〔dBm〕です。
42=-8-N より、N=-50dBm。
電圧反射係数は (Z2-Z1)/(Z1+Z2)、電流反射係数は (Z1-Z2)/(Z1+Z2) で、符号だけが逆です。よって電流反射係数は-mです。
なお、電圧透過係数は 1+m になります。
64=26 なので、64QAMは1シンボルで6ビットを送れます。16QAMなら4ビット、256QAMなら8ビットです。
A 双方向多重伝送に用いられるTCM方式は、送信パルス列を時間的に圧縮し、空いた時間に反対方向からのパルス列を受信することにより双方向伝送を実現しており、ピンポン伝送ともいわれる。
B 波長の異なる複数の光信号を多重化する方式であるWDMには、多重化する波長間隔の違いによりCWDMとDWDMがあり、そのうち波長間隔が狭い方式は、CWDMである。
A:TCM(時間軸圧縮多重)方式の説明として正しい。
B:波長間隔が狭い(高密度)のはDWDM(Dense)、広い(粗い)のがCWDM(Coarse)です。誤り。
受光素子で電子が粒として不規則に生じることによる電流の揺らぎがショット雑音です。
ASE(自然放出光)雑音は、光増幅器(EDFAなど)で生じる雑音です。
%ESは「1秒間に1個以上のビットエラーがあった秒」の割合です。エラーの数は関係なく、エラーのあった秒数を数えます。
エラーがあったのは2秒なので、2÷200×100=1% です。
640個という数字は、%SES(1秒間の誤り率が1×10-3を超える秒)を判定するときに使う値です。
再生中継器の3つの機能(3R)は、等化増幅(Reshaping)・タイミング抽出(Retiming)・識別再生(Regenerating)です。
| 問題 | 分野 | 正解 |
|---|---|---|
| 第1問(ア) | 直流回路(ミルマンの定理) | ③ |
| 第1問(イ) | 交流回路(皮相電力) | ② |
| 第1問(ウ) | 電磁気(自己誘導) | ④ |
| 第1問(エ) | 電磁気(誘電分極) | ⑤ |
| 第2問(ア) | 半導体(n形) | ⑤ |
| 第2問(イ) | トランジスタ(コレクタ帰還バイアス) | ③ |
| 第2問(ウ) | トランジスタ増幅回路(結合コンデンサ) | ① |
| 第2問(エ) | 電界効果トランジスタ(FET) | ① |
| 第2問(オ) | トランジスタ(コレクタ接地) | ⑤ |
| 第3問(ア) | 論理回路(ベン図) | ④ |
| 第3問(イ) | 2進数の乗算と16進数 | ⑤ |
| 第3問(ウ) | 論理回路(フリップフロップ) | ④ |
| 第3問(エ) | ブール代数 | ⑤ |
| 第4問(ア) | 伝送理論(伝送損失と負荷電力) | ④ |
| 第4問(イ) | 伝送理論(特性インピーダンス) | ② |
| 第4問(ウ) | 伝送理論(SN比) | ④ |
| 第4問(エ) | 伝送理論(電流反射係数) | ① |
| 第5問(ア) | デジタル変調(64QAM) | ③ |
| 第5問(イ) | 伝送方式(TCM・WDM) | ① |
| 第5問(ウ) | 光受信器の雑音(ショット雑音) | ② |
| 第5問(エ) | 伝送品質(%ESの計算) | ③ |
| 第5問(オ) | 再生中継器(3R機能) | ⑤ |
出典:一般財団法人日本データ通信協会 工事担任者試験問題(令和6年度第2回)。解説は当サイトが独自に作成したものです。誤りにお気づきの場合はご意見フォームからお知らせください。